プレスリリース：ブリッジインターナショナル、マレーシアのデジタルマーケティング支援会社を完全子会社化

ASEAN市場におけるインサイドセールス、デジタルマーケティングサービス展開を強化

 法人営業改革支援サービスを提供するブリッジインターナショナル株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：吉田融正、以下「ブリッジ」）は、発行済株式の 10％を取得している TK International Sdn. Bhd.（Malaysia、代表取締役社長：阿部慎吾、以下「TK インターナショナル」）の 90%分の株式を追加取得し、2023年10月1日付で同社を完全子会社化いたしました。また、同社は商号を「BRIDGE International Asia Sdn. Bhd.（以下BRIDGE International Asia）」に変更いたします。

ブリッジグループは「新たな価値を提案し、成功を創り続け、未来への架け橋になる。」をミッションとして掲げ、企業のダイナミックな変革と成長を支援する「インサイドセールス事業」と「研修事業」を展開しています。

法人営業部門のDX化の波は世界各国に波及しており、「インサイドセールス事業」および「デジタルマーケティング事業」を取り巻く市場は、近年ASEAN地域でも急速に拡大しております。ブリッジは今後、日本からASEAN地域に進出する企業、現地からマレーシア国内およびアジア・ASEAN地域に事業展開される多国籍企業向けに、同社をサービス拠点とした各事業提供を一段と強化していきます。

１．日本企業のマレーシア進出をサポート

マレーシア法人の設立、現地での市場調査、会計業務など、マレーシア進出に必要となるバックオフィス業務をワンストップサービスでご提供いたします。

２．日本市場とASEAN市場のお客様に専門的なデジタルマーケティング支援を提供

デジタルマーケティング人材をマレーシアで確保することで、TK インターナショナルが支援してきた50社以上のASEAN地域の顧客に加えて、日本市場およびASEAN市場の幅広いお客様に対し、多言語による最新のデジタルマーケティング施策を支援いたします。

３．オフショア拠点を確保し、営業DXを推進するソフトウェア開発をサポート

ASEAN地域の法人営業部門がDX化を進める中、デジタルマーケティングやSalesforce を中心としたCRMシステムの開発をサポートする専門知識を提供いたします。

４．ASEAN地域向けのインサイドセールス・アウトソーシングサービスを提供

TK インターナショナルが提供しているASEAN地域でのインサイドセールス事業の体制を一段と強化いたします。今後はBRIDGE International Asiaを通じて、ASEAN地域の顧客に対し、多言語対応および各国ニーズに対応したインサイドセールス・アウトソーシングサービスを提供いたします。

TK インターナショナルは、2014年の創業以来、マレーシアを拠点に ASEAN地域に進出する日系企業の販路開拓を支援するため、マーケティング支援やITサービス事業を展開しています。提供するサービスは、クライアント企業のASEAN事業モデルの構築フェーズから事業展開・拡大フェーズまでを網羅的にカバーし、延べ 100 社以上の事業進出と成長をサポートした実績を有しております。また、TK インターナショナルは MD ステータス※（旧名：MSC ステータス）を取得しており、マレーシア国内における外国人人材の採用において優位性があることから、ASEAN各国に進出しているお客様のアジア本社を対象に、多文化・多言語に対応する高品質なインサイドセールス・アウトソーシングサービスの提供が可能となります。

ブリッジは今回の完全子会社化により、ASEAN地域における事業拡大に向けて積極的な成長資金の投資を行い、新たな価値の創出と、お客様のビジネス成長に向け最適なサービスをご提供して参ります。

尚、本事業による2023年度通期連結業績見込みへの影響はございません。

※MDステータス：
マレーシア政府は、マレーシア国内の企業、人材、投資の分野におい て、デジタル経済の拡大を国家戦略として掲げおり、その主導的な役 割を果たす企業には Malaysia Digital Status（MD ステータス）を付 与し、経済的な支援や優遇措置を提供しています。 TK インターナショナルは 2016 年から MD ステータス（当時の名称で MSC ステータス）の認可を受けており、管轄機関である MDEC（マレー シアデジタルエコノミー公社）とも継続的に連携しています。

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