バーチャル空間で展示会を実現する「Sales VR Platform」

コラム
セールステック(デジタル営業)
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デジタル時代の営業手法

これまで、必要性は認識されていながらなかなか進まなかった企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が、新型コロナウィルスの流行に伴って急激に浸透しています。

その波は営業という分野においても例外ではありません。営業は「人と人とが直接顔を合わせることが大切で、汗と脚で稼ぐもの」といった思想が根強くあり、DXには向かないと考える人もまだ多いかもしれません。しかし実際は、全面的なデジタル化は不可能だとしても、部分的にデジタル化して業務の効率化や精度の向上を図ることは十分可能であり、実際に営業活動にデジタル技術を導入する企業も増えているのです。

営業DXを促進するサービス・商品も数多く供給されています。たとえば営業活動の記録や商談の進捗状況といった情報の部門間共有などにより、営業活動を効率化し、生産性を高める「SFA(営業支援システム)」や、顧客データベースの構築・管理を通して企業と顧客との関係性を可視化するための「CRM(顧客関係管理システム)」といった言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

バーチャル空間での展示を実現するサービス

かつては、新製品の発表や顧客情報の収集は、人々がひとつの場所に集まるリアルイベントで行うことが普通でした。しかし昨今その風景は、コロナ禍とデジタル化によって大きく様変わりしています。ZoomやTeamsといったコミュニケーションツールを活用したオンラインセミナーや顧客との打ち合わせは、もはや多くの企業で日常の業務となっており、ここ数年で最も浸透した営業DXと言えるかもしれません。

そういった営業DXのなかでも少しユニークなサービスとして、3D(3次元コンピュータグラフィックス)のCGや、VR(仮想現実)テクノロジーを活用して、バーチャル空間で展示会を行う手法が注目されています。

ブリッジインターナショナルが提供する「Sales VR Platform」

昨今「メタバース」という言葉が流行していますが、バーチャル空間を使ったサービスは、ゲームや仮想店舗など消費者向けのものが先行している印象を受けます。そんななかで、20年以上にわたり法人営業に携わってきたブリッジインターナショナルの法人向けサービスが「Sales VR Platform」です。Sales VR Platformは、バーチャル空間での製品展示やアバターを使った会話などのコミュニケーションに加えて、チャット機能なども利用できる、新たなデジタル営業支援ツールです。VRをWebブラウザで体感できるWebVR技術が用いられており、特別なソフトウェアを用意しなくても、手軽にVR空間でお客さまとやり取りすることができます。

Sales VR Platformは大きくふたつの部屋に分かれており、展示場では、ユーザーは立ち並ぶ商品紹介ブースやセミナー会場などを見て回ることができます。説明ブースではアバターかVH(バーチャルヒューマン)による説明が受けられるほか、サービス紹介の動画を見たり、資料のダウンロードができたりします。つまり、サービス提供側は展示会場を設営したり人員を配置したりせずに、製品展示会と同様の顧客体験を提供できるというわけです。

リアルとデジタル両方の利点を生かすことによって新たな顧客体験を生み出し、製品の訴求につなげることができるSales VR Platformは、これからの営業の新たな手段となるはずです。

Sales VR Platform の詳細を知りたい方はこちらからお問い合わせください。

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